石川県議会議員 本吉きよと

石川県議会議員 本吉きよと 活動ブログ

2016年06月15日  一般質問 〜子育て支援について〜

6月14日に一般質問を終えました。

今回は、子育て支援のこと、邑知潟断層帯のこと、県警についてのことを質問しました。

そこで、今回の読むきよとは、子育て支援のことを書いてみようかと思います。


前回の読むきよとに書いた、5月に受講した「役所を動かす質問の仕方」というセミナーで

現状認識や課題認識が執行部と一致していないと、せっかく質問や要望しても事態は動かないし、当然実現もしない。

ということをお聞きしました。

確かに、同じことを見ていても、執行部と全然問題の捉え方が違うことは多々あります。
それを、執行部と事前に議論して、現状認識や課題意識を共有するなり、質問でその現状認識や課題認識を問うことも質問する意義かと思います。

そこで、今回は、石川県の子育て支援政策の方向性について、現状認識と課題意識はど野点に持っているのかということを質問に盛り込みました。


厚生労働省が行っている『人口動態調査』というものがります。その中に、

第1子・2子・3子それぞれが生まれた時の父母の年齢の平均値を都道府県別にまとめたものがあります。インターネットで1985年のデータから調べることができます。

これを見ると、石川県は、母親の年齢で見ると

第1子・2子は、全国平均より若い年齢の時に生まれているのですが、第3子になると、平均より高齢で出産している

ということが判りました。しかも、2003年からずっとこの傾向が続いています。

その前のデータを見てみると、1〜3子まで全てにおいて全国平均より目立って若い年齢で生まれていて、明らかに2003年で傾向が変わっています。
2000年代最初に、何かしらあってこういったことになっているのではないかと思います。

なぜこんなことを気にしているかというと、お隣富山県では、同じ調査を詳しく分析し、それを人口ビジョン策定に活用しているからです。
ちなみに、富山県では、第1子は母親が全国平均より若い年齢で生んでいるのに、2子と3子になると、若い順に並べて全国で下位クラスの高齢出産になるという傾向があります。この点に「問題意識を持って」施策の方向を決めているようです。

では、石川県では、このデータの傾向についてどう考えているのか?

→平均より下位といっても、平均にコンマ何ポイントという差なので問題意識を持っていない。「石川県は全国平均並み」

執行部と話してみると、こういった認識でした。
これが「認識の違い」でしょうか・・・

ただ、子育て支援の施策の方向性は、

これまでの第3子以上いる世帯への支援を第2子まで拡充を検討

とのことでしたし、

上記のデータの傾向のそもそもの大きな原因は晩婚化でないか。
結婚支援に力を入れていく。

とのことですので、方向的には間違っていないのかなとも思います。

個人的には、2003年でデータの傾向が変わったことは事実なので、その原因が判って、その原因に対する施策を打てれば、さらに石川県の子育て支援施策は一段階充実すると思います。


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