石川県議会議員 本吉きよと 活動ブログ
2016年05月19日 ただいま勉強中・・・
テーマは、「行政評価について」「地方版総合戦略と人口ビジョンについて」「子ども子育て新制度について」「公民連携について」「公共施設マネジメントについて」などなど・・です。
やはり、こういったセミナーや視察などで専門家の話を聞くのは勉強になりますね。今年度も、時間をつくって、こうした勉強の時間を確保していきます。
さて、上に書いたテーマの共通項は、「自治体経営」かなと思います。
もし仮に今すぐに出生率が2.1になったとしても、人口の減少が止まり安定するのは30〜60年後です。これから数十年、人口減少・少子高齢化の中で、県や市町は自治体の経営を行っていかなければなりません。
このHPの私の考えにも書いてありますが、人口減少・少子高齢化に合わせた自治体経営を石川県においても確立してもらうことが、私の目指すところでもあります。
いやいや、自治体経営て・・あんた議員なんやから、運営や経営なんてものは知事や市長・町長に任せておいて、住民の声を届けて反映するのが仕事やろいね?そんなことより、県から予算とってきて、地域のために道路つけたり、海岸いいがんにしたり、そっちに力入れてまいね。
という声が聞こえてきそうですが(笑)
確かに、県に掛け合って、地域の発展に必要なものや制度を充実させてほしいという住民の声を反映は県議の仕事の1つかもしれません。
ですが、これからの地方議員は「充実させるお願い」の代わりに、「お願いのためのお金をどこから持ってくるのか」を併せて言えるようにならないといけないんじゃないかと私は思います。予算を取ってくるんじゃなくて、その予算分をどう捻出するかも提案できないといけないんじゃないかと。
つまり、
この道路をつけるために、この事業を削りましょう
とか
この建物立てるお金は、建てた建物を使って○○という事業を民間の会社にしてもらってお金を儲けてもらう代わりに、その会社からも一部出してもらいましょう
っていうことです。
そのためには、県や市町で持っている施設を身の丈に合った規模に縮小したり、統合したりすることも必要でしょうし、行政と民間が一緒になって仕事をすることも必要になってきます。
これまでにない県や市町の経営の仕方を少しでも知っておくことで、これからの住民の声を反映させるために役に立てて行きたいと思います。
上に書いた他には、「役所を動かす質問の仕方」というのも受講してきました。
一般質問の効果的なやり方や、どうすれば住民からの要望を一般質問を通じて実現できるかという内容でした。
これを受講したからには、6月議会では、一般質問で成果を残さないと・・(-_-;)